No. 377◆「オミクロン」がやってきた!

 

掃除しながらの私の耳に入ってきたテレビからの声、「オミクロン株」。続いて「ニューヨーク市場暴落」。「なに? オミクロン株って? 聞いたことないよね?(私)」。

 

これは先週のお話です。朝昼夕、自宅にいるときはテレビニュースを見ることが私は義務になっています。多分大人はそうするものと思い込まされて育ったのでしょう。確かに新聞よりも早くに知ることができますから。今はネットで見ることが多くなってきましたが。

 

「オミクロン株」、コロナの変移株の新顔でした。続いて聞こえてきたのが株式市場のことだったので、すっかり経済の話だと思ってしまったというお粗末な話です。しかし、初お目見えのこの株、今日現在では、日本は2例と聞いていますが、もう世界で広がりを見せている新顔とか。日本でも海外渡航や入国規制が素早く出され、海外からの留学予定・就職希望の若者たちが立ち往生状態とか。私の周りでも、やっと自粛規制が緩くなってきて、久しぶりに小規模忘年会でも、と楽しみに思っていた矢先なのに...と。

 

そんなことより気になるのは、やはり株価。不景気だと言われつつも高値が続いていたので、年金以外で頼れる収入先として、笑顔で株価をみていたのに。「コロナ」の縛りが取れたらせめて国内の懐かしい温泉に行って、冬の贅沢で女子会や親睦会をしたいと思っていたのに、手元資金のほうがこの先どうなるのかしらと心配に。同じことを考えていた友人もいたようで、「ぱぁーと2年分ほど豪遊しに山陰旅行をお誘いしようと思っていたのよォー」という電話。「来週中に出発すれば、大きな顔をして行けるかしらねぇ」。「急ぎすぎでない?」「もたもたしていたら行かれなくなっちゃいそうねぇ」等々。

 

今年の年末は旧交を温めようと思っていた人々だけでなく、交通関係・宿泊関係・飲食関係、等々の皆さんは、単に計画だけでなく、人材も補強し、予定・予約を入れ、発注し、金銭も動いているのではないでしょうか。突然ストップして前のめりでとん挫することなく実行できるように祈るばかりです。

 

先程の呑気なお遊びの話は年明けに再検討することで電話は切れました。引き続き「マスク・手洗い・ソーシャルディスタンス」で、オミクロン株に触れないようにして、師走の仕事をする事にします。