No. 363◆女性の平均寿命が世界一に返り咲きました!

  

7月30日、厚生労働省が発表した2020年の簡易生命表で、日本人の女性の平均寿命が、14年以来6年ぶりに世界一に返り咲きました! 男性は世界2位。女性が87.74歳、男性が81.64歳で、ともに過去最高を更新し、寿命が延びたのはそれぞれ9年連続だそうです。

 

厚労省によると、“地域”も含めれば香港が前回、今回ともに男女の世界一なのだそうですが、世界保健機関(WHO)の様式に合わせ集計基準を「国別」に変更した結果、今回は日本が繰り上がった形になったとか。国別順位は、女性は2位が韓国(86.3歳)、3位がシンガポール(86.1歳)。男性は1位がスイス(81.9歳)、3位がシンガポール(81.5歳)だそうです。香港は女性(88.14歳)・男性(82.71歳)。2019年と比較して女性(0.30歳歳)・男性(0.22歳)と伸びたのだそうですが、それではコロナウィルスの影響はなかったのでしょうか。女性が0.02歳、男性が0.03歳、平均寿命が短くなったそうです。無気肺を持つ後期高齢者の私としては、ワクチンを優先して摂取してくださったことに感謝するところです。

 

しかし総務省の2015年時点の推計では、60歳の人のうち約4分の1が95歳まで生存するとされるという発表があります。また、2018年の厚生労働省の資料には「2025年には認知症の人の数は約700万人前後で、65歳以上高齢者の約5人に1人という割合になると推計されている」とあります。この数字には軽度認知障害者、すなわち正常でもない、認知症でもない(正常と認知症の中間)者は含めていないと記されていました。会員からの不安事提示で、単身けんの会報誌2021.7.31号では、正常な内、または軽度認知障害の内にできること、特に金銭管理・資産管理の対策を探ってみました。

 

皆さんの周りに良い方策があれば、ぜひお教えください。