外出自粛をまじめに実行している私の暇つぶしと言えば、パソコンとテレビです。テレビニュースは画像が取れないものは出て来ないか、ワンフレーズで終わり。その点パソコンは膨大な項目の中から自分で選ぶので、暇に任せて多分野から画像・文字情報検索して読んだり見たりと気がまぎれます。
そんな中、国内紙から必ず出てくるのがコロナ禍関係。この頃は感染者数よりもワクチン接種関連が多く、特に行政区別の接種率ランキングが目立ちます。某紙は、『東京23区と道府県庁所在市、政令市の計74自治体に１回目の高齢者の接種率(6月11日時点)を調査したところ、19自治体で40％以上にのぼっていることが分かった。全国で最も高いのは東京都中央区で70.9％に達している一方、15自治体は20％に届いていないなど、差も出ている。中央区では２月以降、地元医師会などに協力を求めて「打ち手」を確保し、5月2日から集団接種を開始。接種率が高い他の自治体でも初動の早さが目立った。』(6月12日配信)。
70％超で1位の東京都中央区は、接種高齢対象者約25,000人。我が街世田谷区は、年度末65歳以上となる接種券送付済み人数約195,000人。区の集団接種会場予約数約141,000人。1回目接種完了数約78,000人。2回目接種完了数約11,000人(6月11日時点)。
住民1000人に満たない自治体や、高齢者優先政策のため接種券の配布にも悩んでいる自治体もごちゃまぜにしての報道で、人口密度の高い地域の人たちが戸惑っているのが気になります。家庭環境等の事情もあるでしょうが、1日でも早く受けたいと、東京や大阪の大規模接種会場へ向かう人、海外へ接種ツアーに旅立つ人。
政府の接種計画にも腹が立ちますが、毎日の報道のトップニュースが「コロナワクチン接種情報」というのにもイライラします。各地の状況のつまみ食いではなく、現状分析や提案、提言を発している人も多いと思います。ネガティブ事例だけではなく、ポジティブ情報も伝えてほしいものです。ちなみに私は来週2回目接種完了数にカウントされる予定です。婆友からは旅のお誘いも来ています。若い方、お先に失礼して会食でもします。高齢者特権ですね。お許しを。
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