「新型インフルエンザ対策」の政府指針は2009年からあった!

「不要不急の外出自粛要請」で愚痴っぽい日々が続いていても、早々と

お花見の季節がやってきて、遠回りになってでも桜の植わっているとこ

ろを経由して外出時を楽しんでいます。3月14日というのは統計開始以

来最も早い開花日だそうで、少し嬉しくなりました。

 

 マスクがない、トイレットペーパーがない、即席麺がないと騒いでいま

したが、やっと店頭に並ぶようになってほっとしています。が、なぜ騒

ぎになったのか? 私の “備蓄” は2週間分が基本なのに、と思っていて、

その理由を探していたら、見つかりました。

 その大元は10年ほど前の東京都の広報「インフルエンザ・パンデミッ

クの備蓄要請」でした。そしてこの要請は厚生労働省からの指示に基づ

くものだったのも分かりました。

 このところの報道は “コロナウイルス” 一色。不謹慎な言い方ですが、

無責任なコメントばかりで飽き飽きしたのでTVウォッチャーは中断して、

厚生労働省のHP内の関連事項を探していたら、「新型インフルエンザ対

策ガイドライン(フェーズ4以降)」が2007年3月には取りまとめられて

いた、というのを見つけました。2002年に流行した「重症急性呼吸器症候

群(SARS)」がきっかけだったようです。

 

 その “ガイドライン” には、政府や役所等行政のとる「危機管理」の項目

ばかりでなく、個人向けの備蓄品目や “咳エチケット” までもが出ていました。

 そうなのかー 次々と出てきていた政府の要請事項は、すでに2007年に

はできていたのだ! と納得した次第です。TVのコメンテーターさんたちは

これを知っていての発言なのかなぁー、と思ってしまいました。

 

 関心があり、お時間のある方は厚生労働省のHPで、「新型インフルエンザ

対策ガイドライン(フェーズ4以降)」をご覧になりませんか。300ページ

ほどありますが、とても分かりやすかったです。

 これでまたTVウォッチャーに、そしてTVのコメンテーターウォッチャー

に戻ろうかな、と私は思っています。(ウッフッ)

 

 

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