今年も詐欺集団の暗躍が緊急事態として報じられています。それも被害額は過去最高とか。私のところにも手が伸びてきましたから、やはり彼らはかなりの数のアクセスを日々発しているのでしょう。
息子を装った「オレオレ詐欺」はもう古いといわれていますが、相変わらず被害額が増えています。特殊詐欺と言っても色々な“手”があるようです。
警察庁のホームページによると、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺や利殖勧誘事犯の犯人グループは、広く出回っている
特定の名簿の登載者に対して犯行電話を架けている状況が見られるそうです。
これまで警察が犯人グループから押収した名簿の中には、「夢見る老人(高
齢者)データ」「高齢者(戸建て)データ」「大手企業退職者」「リタイア
層女性データ」「未公開株購入者」「先物取引経験者」「高額マルチ個人投
資家」等の題名が付けられているものもあり、特に高齢者や投資等の経験が
ある方が狙われている状況がうかがわれるとか。
私は前回、警察から「詐欺に注意」という電話を受け、疑問を呈していま
したが、犯人グループから押収した名簿を警察庁が集約し、搭載されていた
人の住所地を管轄する都道府県警察へ還元して個別的な注意を行っていると
いうことなので納得しました。が、一度出回った名簿はコピーされて再販売
され、拡散し続けているわけですから、住所・電話番号を変えない限り、タ
ーゲットにされ続けているということです。
また、同HPによると、これらの名簿には、個人を特定する氏名や住所、
電話番号等が記載されているほか、「ルス」「若い」「話中」「入院中」
「もう株は買わない」等、犯人グループが名簿を基に架電した結果をメモし
ていると思われるものも見られます、と出ていました。私は時々これらの電
話で “喧嘩” をしていましたが、どんなメモが書き込まれて流通しているの
でしょうか。
スマホやパソコンにメールを送る方法で架空の情報提供料を請求してくる
例も多いと聞きます。これらの “脅し” に載らないためには、動揺したらすぐ
に相談できる知人友人がいることが防止策になるようです。一度引っかかると、
途中で逃げることができたとしてもその経過が名簿とともに出回ることになる
かもしれません。いやな世の中ですねぇ・・・
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