年末年始は単なる連休になったのか・・・

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今年と言うか、この年末年始は9連休を取れる人が多いとかで、旅行に出る人が記録的だと言います。“家族連れ”を強調して報道していますが、「家族」ってどの範囲かと・・・。夫婦だけ、夫婦と子供だけ、と言う感じがして、かつての年末年始の行事の親子三代が集うのに実家ではなくホテルで、という変型ではないようです。

連れとしては恋人同士、○○仲間も多いようで、家族がそれぞれ活動地で離れて暮らすのが当たり前になっているからこそ、お正月くらい血縁の絆に引きずられて、などと言うことが無くなってきたようです。

 

 私は年中行事が好きなので、今はクリスマスらしい室内にしていま

すし、26日からは正月らしい設えにして、正月三が日はおせち料理を

楽しむとか、2月の初めは節分の豆まきと恵方巻きの丸かじりを必ず

やります。

 1人暮らしが増えたのなら、多くの人がお休みになる正月行事だけ

でも、老親や子達と顔を合わせようとは思わないのでしょうか。

大型連休であるゴールデンウィークや盂蘭盆の夏休みよりも、年末

年始の方が雰囲気を作りやすいように思うのは、私だけでしょうか。

 今どき問題の「オレオレ詐欺」をこんな血縁関係が成功させる要

因になっていないのでしょうか。

 高齢の親たちが孤独死する、叔父叔母が孤独死する・・・。高齢

の血縁者が「いよいよ変だな」と思う時期が来たとき、若い人たち

に連絡しにくい環境になってきていないでしようか。

 声をかけると迷惑がられないかと想う心は分かりますが、少しく

らい迷惑でもよいのではないでしょうか。もうすぐ来るお正月。

多分ぶらりと寄ってくれる甥や姪がいることでしよう。友人の顔も

見られるかもしれません。今から書く年賀状に「いつでもお立ち寄

りを」と添え書きしようと思っています。

 

 

 

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