女性の年金生活者は、インフレと値上げが恐怖

         
         

 10月になりました。値上げの秋の到来です。かつては行楽の秋、食欲の秋、(読書の秋)などと言って、10月になるのが楽しみでした。昨日リタイア組の友人と電話女子会と称して長電話をしていたのですが、愚痴っぽくなってしまいました。楽しい話題が見つからなくって・・・

 10月1日のTVニュースではすべての局が値上げの情報を流していました。その額は、1品目当たりは10円だの、1年に換算すると数百円など大した額ではないような額ですが、積算すると1か月あたり何円になるのでしょうか。

 

 日常生活の節約は日々の習い性になっていますので、もう限界、

絞ってもしずくも出ない状態です。我慢しすぎたせいか、過日の

歯科治療の時、歯の食いしばり過ぎを注意されました。歯がすり

減るのでよくないとか。

 

 年金の支給額は確実に減ってきています。国民健康保険や介護

保険料は確実に上がってきています。それではどこを減らせば収

支が合ってくるのか・・・ 政府は赤字国債というものを自分の

負担なしで発行して、収支を合わすことができるとか・・・。

私たち庶民も自己負担なしでそのようなマジックができないもの

でしょうか。ツケをどなたかがいつの日か払ってくれれはせよい

というような・・・。

 

 なんて話をして憂さ晴らしをしていたのですが、一般的に年金

額の少ない女性の年金生活者には辛い話ですね。同じ年齢の年金

生活者でも、夫の死後、厚生遺族年金で暮らしている女性は税金

も掛からないし、社会保険料も安いのだとか。自前の厚生年金で

生活している彼女は、「不公平だ!」と叫んでいました。

 

 政府は脱デフレを模索し続けているとか。しかしインフレにな

ったら、収入が変わらない年金生活者の暮らしはどうなるの? 

その上、高齢者、年金生活者は今後も増え続ける訳だし・・・

でも高齢者は金持ちなのだから、もっと消費しろ、という経済学

者もいるというし・・・

 

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