◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
赤地に「+」と「♡」の白色マークが付いた「ヘルプマーク」札をバッグやベルトに着けた人をよく見るようになりました。私がそれに気づいたのは、ウォーキングとラジオ体操会に行くために家からすぐのバス営業所で始発バスを待つようになってしばらくしてからでした。同じ時刻に週3回ほど顔を合わせるようになり、彼のリュックサックに提げられたその“札”に気づいたのです。彼は体格もよく、笑顔で朝の挨拶と私の今日のお天気の当たり障りのない会話にお付き合い、5分ほどの待ち時間を過ごすようになりました。
このマークを一瞥した時から、支援が必要な人なのだとは気づきました。しかし、それについてはお訊ねするのが憚られて、今も“ヘルプ”の内容はお聞きしていません。
最近このマークを身に着けた人をしばしば見るようになり、思い切って齢の近い顔見知りのご近所さんにお尋ねしました。
支援や援助を必要としている人が、区に申請すれば交付されることとか。高齢になり、躓きや怪我、病変で少しお手伝いをして欲しい時に出す“サイン”になるとか。私のような高齢者がいざという時のために事前に入手しておくことも可能、とお聞きしました。
一人暮らしの今、この“マーク”を捻挫してから区役所に申請しに行けないから、今の状態でも受けられるのかと訊くと、「多分OK」と答えてくれました。
とても良い制度だと思うのですが、マークを見ただけでは、何をして差し上げるのが良いのかは判りません。やはり問いかけをしないと支援や援助には繋がらないのではないでしょうか。現実、私の顔を見ただけでバスや電車の席を譲ってくださる方は多いです。ありがたいです。しかし、障害は着席で済むことばかりではありません。でも、このマークを見ただけでできるのは“席を譲ること”しか、思いつきません・・・
「ヘルプマーク」を検索してみました。「内閣府」のホームページでは「各団体等が作成・所管する障害者に関係するマークの一例を紹介するものです。各マークは、以下に記載する各省庁・自治体・団体が作成・所管するものであり、お問い合わせ等は各マークの所管先へお願いします(いずれも内閣府が作成・所管するものではありません。)。
“障害者に関するマーク”の1例として、13種掲載されていました。
「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです(JIS規格)。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
所管先(マークに関する問い合わせ先)東京都福祉局障害者施策推進部企画課社会参加推進担当 TEL:03-5320-4147

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