No.594◆建国250年のアメリカ 世界が羨望の目で眺めている!?

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇

 

昨日のテレビや新聞は、アメリカが7月4日(現地日付)の「アメリカ建国250年祝賀行事」を伝えていました。

トランプ大統領は建国250年を迎えたアメリカについて、「250年間、アメリカは世界中のあらゆる国々にとっての希望であり、約束であり、光であり、栄光であり続けてきた。世界中の国々が、我々のようになろうと努めているが、誰も私たちのようにはなれない」「かつてなく強く、自由で、豊かで、誇り高い」と強調しました (ヤフーニュース・TBS)」と演説したとか。

また、日テレnewsでは「ギャラップの調査では、『独立宣言の署名者たちが現在のアメリカを見たらどう思うか』との問いに対し、『満足する』と答えた人はわずか19%。77%は『失望するだろう』と答えました」と伝えています。

 

トランプ政権2期目に入ってからは、「アメリカのようにはなりたくない」と私は思うようになってきていますから、ギャラップ社の調査結果を見て、アメリカ国民と大統領との間はかなり大きな齟齬があるのだわ、と思いました。特に正月早々のベネズエラ侵攻にはびっくり。続いて起きたアメリカのイランへの奇襲攻撃。今でもよく非難される「日本の真珠湾奇襲攻撃」が頭を過ぎりました。アメリカだから許される行為なのでしょうか。アメリカと“反りが合わない”国や組織、企業は戦々恐々なのでは? トランプ氏は「250年間、アメリカは世界中のあらゆる国々にとっての希望であり、約束であり、光であり、栄光であり続けてきた」と豪語しておられる。が、先の大戦後80年、その言葉は終焉を迎えているのではと思うこの頃です。

映画で知ったナイアガラの滝とラスベガスの夜が観たくて、15年ほど前に一度だけアメリカへ行ったことがありますが、また行きたいかというと… 

 

日本は今年「紀元2686年」。小学生だった頃に母から「あなたが生まれる前、昭和15年が『皇紀2600年』だったのよ。そりゃ~賑やか大騒動だったのよ。戦争ばかりやっていた頃だもん、全国民総動員で何年も前から行事がスタートしていたのよ。軍部主導でね」という昔話を聞いたことがあります。今回のアメリカの「アメリカ建国250年祝賀行事」とは比べ物にならないくらいの大行事の様でした。

この話を思い出したので「皇紀2600年」をweb検索してみました。「行事終了後に一斉に貼られた大政翼賛会のポスターに書かれた『祝ひ 終つた さあ働かう!』(祝い 終わった さあ働こう!)の標語の如く、これを境に再び引き締めに転じ、その後戦時下の国民生活はさらに厳しさを増していくことになる」と書かれていました。

 

トランプ氏にメディアの方たちから「独立宣言の署名者たちが現在のアメリカを見たらどう思うか」を、是非聞いていただきたい、と思った今日でした。