No.564◆本人確認の厳格化 マイナンバーカードのICチップで!

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

12月4日の夕食後、パソコンのニュース欄ページを見て、「エッエー!」と声が出てしまいました。“2027年4月からマイナンバーカードなどのICチップを読み取る方法を原則義務付ける方針を明らかにした”

銀行窓口での口座開設といった対面取引の本人確認について、偽造が難しいICチップが格納されたカードを使った本人確認を推し進める、のだそうです。“インターネットを介した非対面の取引も27年4月から原則としてマイナカードの活用が義務となる見通しで、幅広い取引で本人確認が厳格化される”と続いていました。“非対面の場合には、利用者が自身のスマートフォンを使って読み取るなどする”と書かれていました。

 

通常はキャッシュカードやクレジットカードの限度額で済む範囲の金額で暮らしているのですが、人生の節目にはその限度額を超える支払い、振り込みが無い訳ではなく、その度にマイナンバーカードを持って出かけなくてはいけないのかと思うと鬱陶しくて…… 

インターネット経由の取引には、自分で自身のスマートフォンを使って対応するの? 

 

国民の80%が保有しているマイナンバーカードですから、政府もセキュリティーをしっかりしていることと思いますが、この歳になると面倒くさいのと、何か必要以上に情報を与えてしまうのではないかと疑心が出てきてしまうのです。

今は運転免許証やパスポートなど顔写真付き身分証明書の提示や券面画像の送信で確認して済んでいますが、偽造が横行しているから、偽造が難しいICチップの格納されたカードを使って本人確認を推し進めるのだそうです。

こんな原則ができるのも、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)やマネーロンダリング(資金洗浄)等の犯行を防ぐためだと言われると、仕方ない、従うか、となりますが。

 

ここまで打ったところに会員から「会報(11/30発行)を読んだ」という長電話がありました。この号のテーマが「健康保険証の使い勝手を考えてみる」でした。彼女はマイナンバーカード嫌悪派。12/2から始まった“マイナ保険証”は申請していないので“資格確認書”を利用しているそうです。「私は“マイナ保険証”を持っているけど、病院通いは“資格確認書”よ」と言うと、「なんで?」と。「マイナンバーカードは大事だから、持ち歩かないことにしているのよ。財布やカードケースに入れて持ち歩いていて無くしたら大事になるでしょ」と。

“資格確認書”派80代女子は、ここで気持ちが一致して「またねー」と言って電話を切りました。

Yahoo!ニュース(弁護士JPニュース12/4)には“12月2日、都内で集会が開かれ、参加者からは「保険証を元に戻せ」の声が何度も響いた”と出ていました。各保険者は被保険者に、いつまで“資格確認書”を出してくれるのでしょうね。