No.560◆スマートフォンを活用していますか?

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

私は現在スマートフォン(スマホ)と固定電話と両方利用しています。固定電話は非常時に110番や119番をする際に、声が出なくても現在地を警察や消防署が確認できるから、持っていた方が良い、と言われているからです。スマホは移動時(外出)用です。

 

35年程前だったでしょうか、マーケティングやセールスプロモーション等、広告業界の仕事をしていたので、新しいコト・新しい情報に接することが多く、携帯電話(ガラケー携帯)が登場して、その代理店をしている相手先顧客から早速勧められて契約。当時、学童・生徒の母親であり、別居で高齢の医療機関にお世話になっている親4人を抱えていたので、我が家の固定電話とオフィスの受話器をこのガラケーに転送して主婦と仕事の二刀流に役立てて飛び回っていたので、よい時代になったと喜んでいたものです。リタイヤ後の今はスマホが私宅の机の上で固定電話と同じような日々を過ごしています。

 

この程、東京都では「誰一人取り残されないデジタル社会の実現に向け、デジタルに不慣れな高齢者等がその恩恵を享受できるよう」として、65歳以上でスマホを初めて購入する人には助成金を出す事業を始めています。各自治体では利用法の講習会も開かれています。

そんな時代に私のスマホは隠居状態です。なぜなら、スマホの着信音が鳴ってもメガネが無いと誰からの電話なのか、LINEなのか、SMSなのか分からないので出たくないから。応対に出るまでに眼鏡探しに時間が掛かるから。確かに外出時の連絡には必携ですね。待ち合わせやツアー参加の時はスマホの番号が必須です。

 

私のような高齢者にとっては都が言うように、役所に在宅でスマホから種々の公的届出や書類等の請求ができる、でしょうか。私はスマホより画面が大きいパソコンだから、そしてキーボードが大きいから文章も打ち易いので何とかデジタル活用していますが。

知人の中には、「LINEなんて返信できないわよ。若い人のように指先がそんなに細かく動いてくれないもの」「電話はいいわよ。メールはダメ。ポチポチ打つけど時間が掛かって」

 

確かに情報を流すのにはスマホは管理・伝達する側にとってはいいかもしれません。市区町村の広報紙や回覧板も読まない人たちも多いようですから、各個人に直接届けるツールとしては優秀でしょうが…

最近は「詳しくは“このQRコード”から」という表示が多くなってきましたから、オールドメディアからの情報で無事暮らしてきた私たちの年齢層はプツンと切れそうです。

 

寿命は延び続けていますから、今から生涯掛けて学習しましょうか。