No.559◆新総理、過密外交「お疲れ様です」

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

新総理誕生から1週間余が過ぎました。オールドメディア派の私は、“還暦”って高齢者の入り口ではないよね、とつくづく思った一週間余でした。久しぶりに生き生きとした表情の総理大臣を拝顔しました。表情を変えないのが“重鎮”が採る態度の標準なのかと思っていたのですが、やー!爽快そう快!表情豊かな会話や対応、テレビの前の私には、会話の意義や内容が画面から伝わってきて、釘付けでした。今までにない画面からの情報発信と思いました。

 

しかし、ニューメディアの方々ではこの笑顔の対応に“ダメ出し”が出ていたそうですね。トランプ大統領に「媚びを売っている」と言うのが多かったようですね。“笑顔”の挨拶や会話は“媚び”なのでしょうか。世界を席巻するアメリカ大統領が、還暦を過ぎた日本女性の笑みを“媚び”と取り、“ディール(deal→取引)の帝王”のように言われているトランプ大統領を陥落した? それはアメリカ国民の皆様へ失礼と思いませんか?

私は大阪商人の明治生まれの祖母に教育されたので「挨拶はいつも笑顔で、ブスッとした顔でするくらいなら、気が付かへんかったふりして通り過ぎなはれ」と言われて育ちましたから、早朝ウォーキングで出会うワンちゃんにも口角を上げて手を振ります。ワンちゃんのママやパパも笑顔で「おはようございます」と返してくださいます。

これは“媚び”という仕草なのでしょうか。

 

一連の過密外交日程の中で私が一番感激したのは、総理が28日、6年ぶりの来日となったトランプ米大統領と米軍横須賀基地を訪れた時の映像。トランプ氏の演説の後、招かれて壇上で発した短い演説の後のあの盛大な拍手に応じた総理の動作!今までの総理にはなかったパフォーマンスでは。原子力空母でのあの光景を見て今までとは違う新しい明るい未来の関係が来そうと。勤務する二十歳前後の米兵の方々の万雷の拍手にそう感じました。

 

男性総理の服装にはあまり注目をしてきませんでしたが、高市総理のドレスコードには感心しました。迎賓館で行われた日米首脳会談では、ホワイト系のジャケットにスカート、大粒パールのネックレスのドレッシーな装い。その後の基地への移動では紺のパンツスーツでネックレスは無し、イヤリングも小型。あの強硬スケジュールの中、TPOをわきまえたチェンジに感服しました。

 

ニューメディアでは、ネガティブな発言がクローズアップされ、それは収入にもつながるとか言われていますが、ポジティブなご意見にも触れたいものです。

余談ですが、握手やハグはセクハラですか?私は結構しています。関係性にも依りますが。

 

原子力空母でのあの光景を見て今までとは違う新しい明るい未来が来そうで自分ももっと頑張ろうと思えました。初会談でトランプ大統領に日本が困ったことがあれば連絡くれたらアメリカが動くとトランプ大統領に言わせたのだからそれだけでも外交成果と思います。一時は何で一方的にアメリカが守らないといけないとまで言われていたのだから総理が変わるとここまで変わるのかと思えました。もちろん防衛力強化を宣言してこれからは本気で日本を守ると宣言したからこそ、アメリカも動くと言ったんだと思うし、原子力潜水艦を今後建造していくんだと思います。本気で向き合ったからこそのトランプ大統領の行動だったと思います。高市総理の外交成果と思います。