◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
自民党の高市早苗総裁が21日、衆参両院議会の首相指名選挙で首相に指名されました。そしてその日のうちに皇居で首相親任式と閣僚認証式を終え、高市内閣が発足しました。
104代首相の高市早苗氏は日本の憲政史上初の女性総理大臣だそうです。私は20歳代にアメリカからやってきた“ウーマンリブ”運動に傾倒し始めましたので、男性政治家の牙城の内閣に女性総理大臣が就任!という報に感動しました。
ところが、「高市氏のこれまでの保守的な発言に、ジェンダー平等を訴えてきた人たちからは『彼女は女性全体の代弁者ではない。素直には喜べない』との声が漏れる」という報が各メディアから流れているとか! 22日、パソコンのヤフコメ(Yahoo!ニュースのコメント欄)で私は知りました。
全国紙やテレビ視聴が主な情報源のオールドメディア派の私はそれに気が付きませんでした。が、4日午後の自民党の総裁選の頃からインターネット上のYouTubeなどSNSには言論界の著名人の方達の“反高市”というか“素直には喜べない”という投稿に同調するツイートや少し異なる意見などが賑やかに飛び交っていたらしいのです。
もう高市内閣はスタートしました。総理のやりたいことは発足インタビューの中で手短におっしゃっています。女性総理だから女性優位に特化した政策は聞こえてきませんでした。男性総理の時も男性優位に特化した政策ではなかったと思いますが。総理が自分の属する性別の代表者でないのは当たり前では?「彼女は女性全体の代弁者ではない」は当然では?
私は戦後の男女同権がスタートした80年前の生まれです。父は「お前も選挙に出られるよ」と言って育ててくれました。昭和21年4月10日、戦後初めての衆議院議員総選挙では、約1,380万人の女性が初めて投票し、39名の女性国会議員が誕生しました。2024年10月実施の衆議院総選挙の結果は、女性議員数は73名(選挙前は51名)でした。
総裁決定以来ネガティブな批評や言論が話題になった新総理ですが、高市内閣の支持率は、読売新聞では71%と高く、発足直後としては平成以降では歴代5位だそうです。また、石破茂氏―51%、岸田文雄氏―55%、菅義偉氏―74%だったと同紙の表に出ていました。
24日、新総理の「所信表明演説」がありました。30分以上にわたる演説を聞き取り易い語調で力強く、視線を議場全体に向けながらの演説でした。“女性だから”という個所は感じられませんでした。少数与党と言われているからでもあるのかもしれないですが、全議員一丸となってこれらの目標・課題に取り組んでいこうと結んでいらっしゃいました。
翌日のオールドメディアの表現が楽しみです。発足前からSNS等で批判や疑問を呈していらした方たちのご意見もどのような展開になるのか、野次馬の私は楽しみです。

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