◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
今朝も早朝ウォーキングとラジオ体操会に参加してきました。話題は非常に強い台風22号でした。八丈島や伊豆諸島では、非常に強い台風22号に伴い、気象庁は伊豆諸島に大雨・暴風・高波の特別警報を発表しています。
「風速70m! 建物が崩壊するんだって?」「身を護る行動を!」「どうやら世田谷区には影響が少ないようで、いつも通りなのよね」と。
しかし、話題はそれに終わりませんでした。96歳の彼女は一人暮らし。避難指示時用持ち出しリュックサックには、区からの防災指示書に従って詰め込んでいるとか!
私「やってない!」理由は、区からは“自宅避難”を推奨しているし、45年間ここに住んでいるけど水害の危機は無し。強風時の庭木の倒木も無し。地震はとっさにダイニングテーブルに潜り込むことにしているけれど、自宅は一応今の耐震基準。
“何とかバイアス”に罹っているかもしれないのですが、火災以外は“自宅避難”を決めています。
この“自宅避難”の問題点を今回感じました。それは、「風速70m」の暴風です。昨日テレビニュースでは「風速70m」の予報に対する対策です。
逃げ遅れないよう避難行動を 2025年10月8日 21時10分 ウェザーニュース
「台風22号(ハーロン)は日本の南を北上していて、衛星画像からは明瞭な台風の目がみられます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sという勢力を維持したまま、明日9日(木)午前中に伊豆諸島南部を通過する見通しです。
伊豆諸島では建物が損壊するほどの猛烈な風が吹き、これまでに経験したことのないような被害が発生するおそれがあります。暴風や高波、高潮等に厳重に警戒してください。
台風が接近してからでは暴風が続くため、屋外での移動を伴う避難行動ができなくなるおそれがあります。猛烈な風が吹き始める前に頑丈な建物へ避難し、窓から離れたできるだけ安全な場所で過ごすなど身の安全を確保してください。」
我が家の開口部は3層ガラスですが、今回の台風22号の予報のように最大瞬間風速70m/sに耐えられるのか? このような気象の中“自宅避難”を決め込んでいてもいいものなのか?
最も私が警戒しているのが、“停電”です。私の居住するマンションは3階建。停電しても水道は使えます。トイレも使えます。冷蔵庫は? 旧友はこのような時は前日にホテルに退避していましたが…。
「防災冊子」が都からも、区からも送られてきていますが、災害対応は個々人の環境によって異なります。“自宅避難”や備蓄を再考してみます。
コメントをお書きください