◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇
国が決めたことだからと、仕方なくマイナカード(マイナンバーカード)を取得した私ですが、本音のところでは「無くしたらどうしよう、暗証番号を忘れたら…」「自分で操作して利活用できるかしら」と心配していて、どうか使う機会がすぐには来ませんように…と念じているところです。
そんな私がwebで目にしたのが5月9日の河野デジタル大臣の記者会見。私が「へぇー、もうそんなに早くスマホにマイナンバーカードが搭載できるのー」。これでマイナカードを持ち歩かなくてもスマホさえあればいろんな契約も即できるし、便利になるのね、と思ったのでした。その会見の一部を拾ってみます。
「5月11日からスマホ用の電子証明書搭載サービス、平たく言えばスマホからマイナポータルにマイナンバーカードを一々読み込まなくてもアクセスができるようになります。
5月11日からマイナポータルを使ったサービスに対応いたします。その後、口座開設ですとか、携帯電話の契約、あるいはキャッシュレス決済の申込みといった民間サービスは、5月11日以降順次対応をしていくことになります。早ければもう5月中にも民間サービスで対応してもらえると思います。今マイナンバーカードを使って行っているコンビニ交付につきましては、年内にスマホだけでコンビニ交付ができるようになります。またマイナンバーカードを健康保険証で利用することについても、スマホで、マイナンバーカードがなくとも、スマホで健康保険証として利用するということを来年4月ですかね、開始したいと思っておりますので、順次サービスを広げてまいります。
デジタル庁としてオンラインで様々行政手続きができるオンライン市役所サービス、これを目指しているところで、スマホ一つでいろいろな行政の手続きができるように、これは関係省庁といろいろとやっていきたいと思っております。
また、民間サービスでのマイナンバーカードの利用も広まっておりますので、スマホ搭載を始めることで、民間サービスにおけるこのマイナンバーカードによる本人確認を、さらに活用していただきたいと思っております。
また5月16日からは基本4情報を、本人同意を得て提供するサービスも開始いたします。引越後の住所変更の手続が要らなくなるなど、いろいろ利便性も高まってまいりますので、しっかりこれも進めていきたいと思っております。」
(デジタル庁HP「河野大臣記者会見要旨」(5月9日)から)
しかし5月18日には医師らでつくる全国保険医団体連合会などが永田町の議員会館で会見し、「マイナ保険証」移行に反対する集会を開いたといいます。どうなるマイナ制度?
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