No. 399◆堀江謙一さんを見習って「生涯チャレンジャーでいきたい」

 

◇事務局・石川由紀が折々を綴っています。◇ 

 

「サントリーマーメイド3号」が4日午前2時39分、ゴール地点の紀伊水道に到着した」。このニュースを速報で聞きたかったのですが、ルーチンワークの早朝ウォーキングがあるので、記録される日時時刻を気にしながら就寝。目が覚めると一番にPCを立ち上げニュースで確認。知り合いでもなく、ヨット愛好家でもない私ですが、“ヨットで世界最高齢となる単独無寄港太平洋横断に挑戦”という海洋冒険家の堀江謙一さん(83)のニュースを見た3月から、このニュースを心待ちにしていました。昨日(5日)の帰港セレモニーでは「生涯チャレンジャーでいきたい」と今後の冒険にも意欲をお見せになったとか! お若い!

 

毎朝顔を合わす方々のお歳はよく分からないのですが、毎朝5㎞ランニングをしている女性の方が85歳を越していらっしゃるとか。また毎朝7,000歩は歩くという小柄な女性は「私は92歳よ」と仰っていました。見ただけでは実年齢は分かりませんが、トレイルランニング、登山、水泳、ゴルフ、とお話を聞いていると私よりは10歳以上は年上という方々が結構いらして、励みになります。影響されて私はコロナ禍で中止していたウォーキングツアー参加を再開しました。旧街道はまだ自信が無いのですが、散策に近い短距離から申し込みを始めました。

 

コロナ禍では、心身のフレイルが増えたり重症化した人が増えたりしたそうです。シニアがこのような状態になると、リタイアしたらボランティアや何かで社会貢献を、と思っていても叶わないどころか、若い人の活動の足かせになります。フレイルは努力すれば軽くなります。3月27日に米・サンフランシスコを出航し、69日間、約8,500キロを単独無寄港の太平洋横断という大航海をした海洋冒険家の堀江謙一さんは83歳。「人生百年時代」になったと言われていますが、まんざら絵空事ではないのかもしれません。

 

100歳以上を百寿者、105歳以上を超百寿者、110歳以上を「スーパーセンチナリアン」と呼ぶそうです。このような人の医学的特徴は、①認知機能が保たれていること。②心臓血管病になりにくいこと。③フレイルになるのが遅いこと。寿命に対する遺伝の影響は25%ほど、残りは環境によるものと見られている、そうです。

 

まずはフレイルの予防、改善に毎日の生活の活性化に取り組みませんか。