No. 364◆「秋が来た!」、そしてコロナウイルスも進化した!?

 

もう「コロナ」の話題は見たくもないし読みたくもないという私。でも8月7日の朝刊を見て、「ハァー、また変異型が出たの?」とため息が出ました。「厚生労働省は6日、南米を中心に見つかっている新型コロナウイルスの変異型が羽田空港に到着した人から確認されたと明らかにした。『ラムダ型』とよぶ変異ウイルスで、国内での確認の報告は初めて。世界保健機関(WHO)の位置づけでは、各地で広がるインド型(デルタ型)より警戒レベルは低い。ラムダ型は2020年にペルーで初めて報告され、米国や欧州などで見つかっている。」

  

同じ紙面には「コロナワクチン 高齢者80% 2回接種完了」とありました。そうなんです。ワクチンは変異型にも効果はあるが引き続きマスクや手の消毒、三密は避ける、は続けるようにとは聞いていましたが、高齢者仲間は、9月になればそろそろ観光に出ても...と話し始めていました。そんな“不良婆友”との電話。「やはりまだ家にいる方がいいみたいねぇ。自分がクラスター元になったら申し訳ないものね」。「当分、早朝デート(ウォーキング)で馬鹿話でもするしかないわね」。しかし「コロナ」が終息するまで命が持つでしょうか...

 

「ところで変異型の呼び名って誰が決めてるの?」って言うことになって、ネットで調べてみました。英国で確認された変異株は「アルファ」、南アフリカは「ペータ」、ブラジルは「ガンマ」、インドは「デルタ」、ペルーは「ラムダ...WHOは5月31日付で、4種ある新型コロナウイルスの「懸念される変異株(OC)」について、新たにギリシャ文字を使った呼び名をつけた、そうです。その理由は、発見された国の名で呼ぶことで「汚名を着せることや差別につながることを避け、コミュニケーションしやすくするため、当局やメディアが新しいラベルを使うことを推奨する」こととか。

 

起源説についてはいまだに米中政治摩擦の原因になっていますから、変異株の名称地になった地域は大変な不利益を被ることになるでしょうから、理解できます。

 

2020オリンピックが終わりました。世界的パンデミックの中、200を超す国・地域から参加してくださったアスリート・関係者の皆様、暖かいコメントをお寄せいただきありがとうございました。