10月1日から上がった消費税、生活態度は変わりましたか? 私の周りは今回の消費税増税に無関心のような雰囲気です。各局のテレビ番組で長時間の特番を組んでいるのとの差の大きさ。本当に国会議員やマスコミが言うほど国民生活に影響があるのかしら? と思っています。
・「買い溜めした?」「シニアのおひとりさんが何を溜め込むっていうのよ!」。
・「毎日外でコーヒーを飲むのが楽しみというか日課なのよ。こまるわよぉ」「それって1日6円の負担増でしょ。それでも大変?」「月180円! 大したことないけど気持ち的にね」
・「そういえばOB会が月末にあったのよね。あれって幹事が増税分を考慮
して駆け込み開催したのかしら?」「そういう手もあったのよね。エライ!」
・「家電も間に合ってるし、指輪をいただく相手もいないし、ね!」「指輪
は断捨離対象でしょ。値上がりするのか、下がるのか?」
のんきな話ばっかりでしたが悲観的な会話もありました。「Pay Payって
使ってるの?」という問いかけから“キャッシュレス”で盛り上がりました。
しかしこの場の婆友は誰も「Pay Pay」の利用者なしでした。どこで使えるか
など考えてまでして使いたくない、というのが多数でした。
「交通系カードはコンビニとか自販機とかエキナカで使っている」というのは
ほとんど全員。持つているのは“Suica”か“PASMO”かで話が続いた後、次のよ
うな情報が。
10月1日から手持ちの「Suica」を「JRE POINT」に登録すると、JR東日本線
に乗車のたびにポイントが貯まるようになった。携帯電話やスマートフォンの
「モバイルSuica」は乗車券・グリーン券の2.0%、「ICカードタイプSuica」
は0.5%のJRE POINTが付く。その上「モバイルSuica」は、「ICカードタイ
プSuica」の4倍ポイントが付く。
「へえ、そうなの。スマホは持ってるけど、登録かぁ・・・ 私には無理ね」
「アプリでとか、QRコードでとか。どうでもいいわ」「何もそこまでして頑
張ることないわね」。
このような会話が主流でした。政府は増税の影響はないと言い、小売りは
“キャッシュレス”対策で投資したのに成果が上がらないと言い、若い消費者は
各種カードやアプリがあふれ、高齢者は相変わらず“現金主義”という実態が、
この優遇期間・2019年10月~2020年6月の9ヵ月間続くことになるのでしょう
か。それともこれをきっかけに電子決済が定着するのでしょうか。
停電・ブラックアウト時は別途対策が必要ですね。
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