集中豪雨時の下水道逆流対策をご存じ?

 台風13・15号及び各地で毎日の如く襲い掛かった “ 記録的短時間大雨 ” 等で被災されました皆様にお見舞い申し上げます。

  台風15号が首都圏を襲った! 刻々入ってくる台風情報を見ながら、私もラジオや手持ちライトのスイッチを入れて乾電池を確認したり、冷蔵庫の在庫を見たりと緊張して朝を迎えました。結果はベランダのやや大きめの植木鉢が倒れて、お気に入りの鉢が割れただけで過ぎ行きました。

 

 私の災害対策は、強風は対策がないのでもしもの時は籠れるところ、トイ

レか浴室などに飛び込んで座布団などを被ってやり過ごすことにしています。

集中豪雨での水害はまず大丈夫な立地ですから気にしないことにしています。

長期の停電は困りますが、短時間ならばなんとか我慢できます。

 

 停電で水が出なくなる心配がない住居なので、トイレの心配もないのよ、

と言ったら、「それは違うわよ」と言われてしまいました。その理由は、

・豪雨・水害時は下水道の逆流が起こっているかもしれないから、便器や排水

   口からゴボゴボと音がしたら要注意。下水の逆流が始まっているかも。

・地震時は排水口が下水道と繋がっていないかも。

 

 私は全く気が付いていませんでした。聞くところによると二階部分まで逆流

しているケースもあったとか。

 下水の逆流が心配なときは以下のような対策が取れるそうです。

 

浸水直前の対策 ~下水の逆流を防ぐ~ (国土交通省のHPから)

〇急激な水位の増加により下水が逆流し、トイレの便器、風呂場や洗濯機の

水口などから 水が噴き出ることがある。 ビニール袋に水を入れた水のうを

置くと、逆流を抑える効果がある。 

〇床下収納が心配なときは、ふたを重いものや水のうなどで塞ぐと、 浸水を

軽減する効果がある。

〇水のうは大き目のビニール袋(40リットル程)で作ることがおすすめ。

 

ドアの隙間からの浸水対策で、土嚢のないときは、ピクニックシートの上に

段ボール箱やポリボックスに水嚢を入れて錘にして防ぐこともできるそうです。

経験したことのない降雨や水害に直面しそうな時に思い出してください。

 

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