天災大国で暮らすということは・・・ 

 北海道地方で6日早朝3時過ぎ、最大震度7を観測した地震は「平成30年北海道胆振東部地震」と命名されました。

 翌早朝一番のショックでした。台風21号の被害情報で無言になって過ごした前日・前々日。特にテレビに映る近畿圏の惨状に、もしも私の身に起こったときはどのような行動をとればよいのだろうかと、まとまらない思案を繰り返しながら2日間を過ごしたばかりでしたのに・・・。

 台風といえば洪水から身を守ることばかりを考えていましたが、風速20、

30、40、50メートルと、強風と一口で言えないほどの想像を絶する風が

大都会を吹き荒れる光景を見て、唖然とするばかり。気象庁の人の緊急会見

では、「経験したことがない」という言を前置きにして予測が発せられ、

「今すぐ、身を守る行動を取ってください」と警告されます。

  では、「経験したことがない」のに、今すぐどのような行動がとれるの

か? 今回見たテレビ映像を疑似体験として、これから自分の環境とすり合

わせて考えるしかありません。危険を覚悟でレポートしてくださったテレビ

のレポーターの方に感謝しつつ・・・

 

 一方、地震の方は構える余裕もなく起こります。早起きの私といえども

午前3時は爆睡中です。できることがあるとすれば、耐震性のある家屋で、

寝室には倒れてくるようなものを置かないということぐらいしかできません。

個人は居住地の地質がどうのこうのと言われても、火山でできている日本で

すから絶対に安全! という場所探しは難しいことなのだと思っています。

 

 今回の北海道での地震では、全道停電という事態が被災者だけでなく多く

の人を苦しめました。起こってしまった天災に対処するためにまずは停電時

対応をしっかりしておくことが、特に都市生活者には大切ではないでしょうか。

 

次回は単身けんで集めた対策をお知らせしたいと思います。

 

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