1時間降雨量110ミリを経験しました!

 8月25日の定例会のテーマは「水害時避難はどうします?」でした。参加者のほとんどがマンション住まいだったので、避難所へは行かないで自宅で水の引くのを待っている、ということでした。そして停電時対策や食糧確保も万全とか、さすが!一人暮らしの達人! という感じでした。

 

 その2日後8月27日の夜、私は〝 記録的短時間大雨 ″を体験しました。1時間降雨量110ミリだったそうです。ピカピカゴロゴロだけでなく大音響の落雷音が続き、翌日のニュースでは、関東地方は4時間に2万回の落雷だったとか。部屋に閉じこもっていた2時間ほどの間、まるで花火大会の会場の隣にいるような感じでした。

 翌朝ベランダの植木鉢が倒れているのを発見。続いて駐車場に行ってびっくり。何と道路との段差緩衝用のステップ版が全部道路に散らばっているではありませんか。誰のいたずらかと不安になりながら元通りに並べましたが、これはいたずらでなく、排水溝に入りきれなかった水の作用と理解しました。

 

 いつもの早朝ウォーキングの場所・駒沢公園に行ってみると、真ん中を

貫く駒沢通りに大きなプールができていました。その様子から昨夜のこの

場は水没したアンダーパス状態だったことが推測できました。ということは、

平坦に見える道路でも高低差のある所はアンダーパスと同じで、ゲリラ降雨

時にはスピードで突っ込むトラブルを起こす危険性があることを実感しました。

 

 あっという間に水没する〝 記録的短時間大雨情報 ″が出た時にはすでに

避難できる状態になく、身を守る行動を!と言われていることがよくわかり

ました。

 しかしこの情報をどこから手にするかは課題です。定例会の時も話題になり

ました。防災スピーカーからの声なんて聴き取り難くいし、テレビやラジオを

点けているとは限らないし、スマホは持っていないし、出先だったらホントに

立往生をしてしまうし・・・

皆さんはどうお考えですか?

 

 外出先で〝 記録的短時間大雨情報 ″に遭遇したら、まず大きなビルに駆け込

み、上の階に避難して終息するのを待つ。なぜ大きなビルかというと、停電に

なっても自家発電に切り替わると思うから。また雷光が出始めた場合なら、自分

に落雷しないように急いで軒先をお借りする。

 以上の教訓を得ました。

 

事務局のひとりごと 目次へ