お年玉付き年賀状の当選番号発表があって、それを調べてから分類・整理するのが私の1月の仕事の一つ。今年はなぜか切手シート1枚しか当たっていなくて・・・ がっかりでした。
改めてゆっくりと一枚一枚通信文を読んでいて、ちょっと考え込んでしまいました。「結婚って! なんだ? ・・・」です。
その一枚は、「二十数余年同居していましたパートナーと、解消しました。住まいも名前も変わりません」と。(多分60代中頃の女性)
もう一枚は、「よく考えて籍を入れました」と。(80代女性。私は長年婚姻関係だと
思っていました)
法的に婚姻届が出せない同性同棲者が、婚姻関係と同等の権利を、と運動して
一部認める措置が日本でも出てきた昨年でした。
しかし今、離婚するカップルは3組に1組と言われています。長年同居していても
高齢になってから「婚姻関係」に対する葛藤が私の身近にもあったことに改めて
考えさせられた次第です。
小学生のころ、鳥さんや昆虫さんの生態を習ったとき「結婚」と表現して、交尾や
求愛行動を種の保存のための行動です、と聞いたような・・・
今はどのように教えているのでしょうか。孫もいないし、訊けるような学童との交流
もないので・・・
で、今の私は、福山雅治さんの歌「家族になろうよ」のように、法的にも心情的にも、
人生や生活や人間関係も補完し合って生きて行く集団のような存在としての法的保
護のように「婚姻」を捉えているのかなぁ、と思っています。
男女二人だけの関係を考えれば、自立した同士であれば同居するのに法的な保護
は必要無いのでは? でも「婚姻関係」ってそんなもンじゃないってことですよね・・・
パートナーの人間関係も成育歴もみんなありのままとして受け入れて、人生を共に
重ねていくものとして教育してくれた教育担当の祖母(明治生まれ)の人生や、実母
・義母のそれに想いを訪ねた午後でした。
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