「骨丈夫」で健康寿命を生き切りたい

 朝のラジオ体操会で顔なじみになった彼、最近参加率が半分ほどに落ちているので、「お加減が?」と声をかけると、「いやぁー、家のヤツが、頸椎に問題があって寝込んでいて大変なんですよ」とのこと。交通事故のムチ打ちなどでの後遺症ですか? と尋ねたところ、「何回か転んだことがあって、そのせいだと思うんですよ」と。

 聞くところによると、道で転んでけがをしたことがあったり、最近何回か自転車でこけたりしたことがあって、そのせいだと思う、とのこと。

 

 以前、膝を痛めたとき私は整形外科の医師から、「体重が減るまで重い荷物は

持たないように、できれば歩くより自転車の方がひざに負担がかからないから、

買い物はそうしたらいかがか」と言われたことがあります。もともと買い出しは

自動車利用なので、重い荷物を持って歩くことはしていないのですが、自転車は

足の筋力をつけるには良いらしいので、自転車を買おうかな、と思ったことが何度

もありました。

 しかし自分が車を運転していて一番気を使うのが自転車! 歩道は狭く、車道を

走る自転車とすれ違う時、こちらによろけてきたらどうしようかといつもヒヤヒヤして

いる私です。 私が自転車側なら、自動車が通れば道端に寄って、側溝の段差で

均衡を崩し転倒してしまいかねません。立場が変われば・・・、と思うと自転車利用

に踏み出せていません。

 

 自由に動けない事態の原因が、外科的な怪我と内科的な病気、私はどっちが

辛いかと考えたとき、怪我の方が辛いかな、と思いました。理由はトイレ。なぜか

というと、どちらにしても介助や生活支援を頼まなければならないとして、私は排

泄の介助はできるだけ受けたくないからです。

 骨粗しょう症防止対策も重要ですが、筋力が落ちてくると骨折しやすいとか。

それで脚の筋肉の鍛錬のためウォーキングを始めたのです。もう15年続けてい

ます。そしてタンパク質とビタミンCの多い食事を作り、こもりがちなので陽には

当たるようにして暮らしています。その甲斐あってか膝の形もよくなり、20キロ

ウォークにも参加できるようになりました。

 まずは事故に遭わないように、そして脚力が強化向上しなくても、老化スピード

が緩やかであるように今年も気を付けて毎日を送りたいと思っています。

 

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