9月1日は防災の日。今年も全国規模で官民挙げて被災時対応訓練が行われました。地震・津波がメインの自治体もあれば、洪水・土砂災害を対象にする自治体もあって、自分の身に置き換えながらテレビ画面を視ていました。
私は社会的弱者の部に入るらしいです。高齢(65歳以上)で、早く歩くには限界がある、避難支援する家族がいない、等々です。
知人の民生委員によると、自治体ではその地域の民生委員や町会の役員
たちには、担当地域の要支援者名簿が渡っていて、それぞれに支援先が割
り振られているそうです。
えっ! そうなの? と絶句。本人が知らない内にそのような措置が取
られ、名簿までできているとは・・・
危なくないのかなぁ、とまず思いました。民生委員や町会の役員は信じ
られるのかなあ。確かに人望の厚い人が、またボランティア精神のある人
がなってくださっているとは思いますが・・・
実はそれらの方々の家族や友人から個人情報が漏れているとよく聞くか
らです。町の喫茶店や飲食店、立ち話が耳に入る際、えっ!と思うような
噂話が聞こえてくると言うのです。このように打ち明けてくれた人は、
「私は民生委員の人の訪問は受けたくない! いろいろ言われるのは絶対
嫌だから!」と強い口調で言っていました。私も・・・
しかしです。私の所へは一度も訪問はありません。多分自治体によって
対応が異なるのでしょう。一生に一度あるかないかの大災害で死んでも諦
めますから、特殊詐欺集団が欲しがるような名簿には無断で私を載せない
でください。
このような施策が取られることになったら、まずは要支援申請を取るよ
うにしてください。災害と言っても多種多様です。自分の住居と土地環境
を精査して、自分で判断して支援項目を決め、申請をしますから。
*「防災の日」は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に
ちなんだもので1960年に制定されました。また、例年8月31日〜9月1日
付近は、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたるので、納得です。
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