旧知の男性から、年末の挨拶を兼ねて電話がありました。主な内容は 「40代後半の息子が未婚なのだが、40歳前後の娘さんで誰かいい人いま せんかねぇ」でした。彼の認識では、高齢の男が1人暮らしと言うのは 想像できないほどの不幸のようです。この男性の子が娘でも同じなのか しらと思いましたが・・・
私の周りでは、夫が妻の介護をする事例が増えています。それも
年下の妻です。彼は息子が妻の介護をするようになるかもしれない
という想像はあるのか無いのか・・・
1人暮らしは寂しいから同居人が欲しい、というのは理解できます。
それならば居住スタイルをシェアハウスやコレクティブハウスにすれ
ば、個人のプライバシーもある程度守れて、人の気配も感じられる生
活の共用部分も確保でき、寂しさも少なくなることでしょう。
しかしそれには自分の時間を他者のために割かなくてはなりません。
面倒見の良い母の手元で40数年間過ごしてきた息子が、暮らしの中に
共用時間を強制的に組み込むことができるかどうか・・・
家庭の中には理不尽とも思えることが入り込んできます。例えば
出かける予定の間際に、家族の誰かの親族や知人・友人が訪ねてき
て、思い通りにスムーズに外出できないとか、勤務中に家族の急病、
事故が発生するとか・・・。また生活時間や食事の内容を調整しな
ければならないとか・・・。 家族といえども横型社会ではなく、
幾分縦型社会です。その機微を理解しないとうまくいきません。
果たして彼は・・・
結婚は縁のもの、と言いますから、お見合いであれ恋愛であれ、
出会いという縁あってのもの。縁を運ぶおせっかい婆さんになっても
よいのですが、今まで成功していませんので、紹介の労は取る気がし
ません。どうか神様の方にお願いしてください。まずは新年のご挨拶
を氏神様へ。
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