私の災害対策

 9月1日は防災の日。行政の防災訓練は、ここ30年ほどは地震対策が主として採られてきたように思います。いつ来るかわからない、いつ来ても不思議ではないという大地震。自治体も個人個人も、もうすっかり対策準備済みではないでしょうか。

 しかし「3.11」を教訓として見てみると、あの定期的に来ると言われていた三陸地方でさえも、なんら対策が採られていなかったに等しい状態だったことを思うと、想定は

役に立たないということなのかと思わずにはいられません。と言っても

想定しないと対策が取れないので、私個人としては想定して対策を立て

ています。

 自宅で大地震に逢った時、家から出ない(津波と土砂崩れの心配はな

いので)。2週間ぐらいは自活する。そのための備蓄をする。水道と電

気が来なくなったときは、5日間は持ち堪えられるようにしておく。

以上は耐震基準に合っている自宅が壊れないことが前提です。

 また私はトイレの不安をなくすため、電気がなくても水が出る住居を

選びましたし、区の水道管が壊れた時を想定して、出ている間にまずは

汲み溜め出来る限りの水を溜めることを第一にすることにしています。

 自宅が損壊したら、その時点で覚悟します。損壊は免れても火災が発

生したら、類焼する前に持ち出すもののリストを見てかき集め、逃げる

ことにしています。

 持ち出すものの第一はお金。次はわずかですが金融資産。身元証明書

類等。旅行用セット(この中にはキャンディも)。時間があれば着替え

やライトなど日用品も体力に合った量だけ持ち出します。災害時持ち出

し用バッグ等は準備していません。

 

 外出中に遭遇したら、指示に従うしかありません。運を天に任せます。

あなたの対応策を教えてください。

 

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