冬大根を使い切る―④おろし
我が家の冷蔵庫には一年中大根の買い置きがあります。理由は便利
だからです。何に使うかと言うと大根おろしです。私はいつもおかず
を作るときは少し多めに作ることにしています。なぜなら残り物があ
ると副菜を作る手間が省けるからです。例えば刺身が数切れ残ってい
たら、熱湯をかけて霜降りにし、大根おろしで和えると一品出来上がり。
これに三つ葉やセリ、小ねぎなどが一つまみあれば見栄えがします。
と言うことで、大根おろしは私にとって万能ソースなのです。私のズ
ボラ振りをご披露したいと思います。
(メイン料理は①を、葉の部分は②を、皮の部分は③をご覧ください)
・まるごと大根おろしの処理
葉の部分を切り落とし、切り分けないで皮ごときれいに洗います。
そして太さにもよりますが、おろし一食分に切り分けます。一切れ
ずつラップで包み、それらをポリ袋にまとめて冷蔵庫で保管します。
(皮ごとおろした方が栄養価は高いそうです)
大根は葉に近い方が甘く、根先の方が幾分辛いといいます。
合わせる食材を考慮してお好みで部位を使い分けてください。
*茹でたこ・イカと―→ポン酢や醤油、わさびなどを絡ませ下味を
つけてから、皿にまずおろしを敷き、その上に盛り付けます。
刺身のツマの残りも洗って盛り付けませんか。
*ハンバーグ、焼肉、チキンソテーの残り物と―→焼肉のたれと
おろしを混ぜ合わせ、電子レンジで温めた肉の上からかけます。
茹でモヤシや茹でキャベツなどと盛り合わせると美味、豪華。
ようするに野菜を加えてバランスよくしたいのと、残り物らしく
したくないからなのですが。
*おろし五目鍋―→濃い目の澄まし汁を煮立たせ、魚介類、豚肉、
鶏肉、なんでもあるものを入れて一煮立ちさせ、大根おろしを加
えます。ねぎや白菜、小松菜などを足して、熱々をお召し上がり
ください。シメにうどんやそばを入れると、一鍋で済ませられま
す。そして冷蔵庫の中も片付きます。
■大根おろしは、醤油、ポン酢、マヨネーズ、ゆずコショウ、瓶詰め
のなめたけ、海苔の佃煮、種々の鍋つゆ、多く調味料と相性が良く、
楽しめます。
またキュウリや塩茹で豆などと和えるとコジャレた小鉢になります。
(c) TOM|写真素材 PIXTA