No.415◆「○○ハラ」って80種以上もあるの?!

 

「それってセクハラよねぇ」なんて、ふざけてすぐ口に出てくるくらい「○○ハラ」って言葉は一般的になっています。しかし近年「アカハラ」「マタハラ」「モラハラ」等々、どんなことに対する“嫌がらせ”行為なのか意味が分からない言葉がテレビから聞こえてくる様になり、「パワハラ」くらいしかピンとこない私は、冗談や軽口を発するにも躊躇するようになってきました。働き盛りの知人も「そうよ、飲みに誘うのも大変よ。アルハラとかパワハラとか言われないように気を付けないといけないンだからね」と。

 

○○ハラというハラスメント(相手に嫌がらせを行うこと)という言葉はセクシャルハラスメント「セクハラ」が始まりのようです。よく使われるようになったのが1980年代後半からだと言いますから、男女雇用機会均等法が1986年に施行され、男社会だった職場から軋轢が生じ、発せられるようになったのではないでしょうか。何故なら男女雇用機会均等法は1999年に職場でのセクシャルハラスメントの防止措置を事業主に義務付けましたから。

 

あれから30年以上経た今、「○○ハラ」は進化・増殖し80種以上あるそうです。ネットに出ていたほんの一部を挙げてみます。お分かりになりますか?

 

ジェンハラ パタハラ ジタハラ ケアハラ パーハラ エイハラ ソーハラ ラブハラ マリハラ スモハラ アルハラ スメハラ  

 

ケアハラスメント(ケアハラ)を検索すると、働きながら家族の介護を行う従業員に対して行われる嫌がらせで、介護休業や介護休暇などの制度の利用を上司や同僚が妨害すること、と書かれていました。例えば介護のため定時で帰宅する人に対して「もう帰るの? そういう人は戦力にならないな」「重要な仕事は任せられない」などと皮肉を言ったり、仕事をさせないなど精神的苦痛を与えたりします。また残業ができないことを理由に、パートタイムへの降格や解雇など人事評価を下げる不当な扱いもケアハラです、と出ていました。

 

相談先は自治体など各方面にあるようですが、以下に厚生労働省の委託事業「ハラスメント悩み相談室」をご紹介します。

 

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【ハラスメント悩み相談室】

 

◆電話相談=0120-714-864(ナイヨ ハラス)

 携帯電話・スマートフォンからも可

 対応時間:月曜~金曜 17:00~22:00

                  土曜・日曜 10:00~17:00

                祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く

 

◆メール相談・SNS相談=https://harasu-soudan.mhlw.go.jpのフォームより

 受付時間:24時間

 メール相談は72時間以内、SNSは48時間以内に返信予定